Google ストリートビューを試せない

幸せなことに、自分の環境では Google ストリートビューがまともに動かない。この1センテンスに込めた二つの気持ちを、それぞれ以下に述べる。

一つは、動かないということ。端的には、それが Flash を要求するから、だ。これは非常に興味深い点だ。これまでの Google の Web のサービスは、ほとんどが「(モダンな) ブラウザのみで」動作するものであったのに、ついに plugin を要求するものが出てきた、という点が興味深い。

Reader や Sites を試してきて、自分としては「Google はブラウザをプラットフォーム化しようとしている」…と感じていただけに、Plugin を要求するということ自体が、衝撃なのである。

もう一つは、動かないことが幸せであるということ。自分はみんなの行動が気になるので、もし動くのであれば、どうしても見てしまうだろう。見ることをやめられないだろう。動かないから見たことがない、よって全部想像であるが、もしそこで「あのコが見ているかもしれない街」とか「あの人の育った風景」とかが見られるとしたら、そこに自分は途方もなく時間を注いでしまうだろう。間違いない。

だから、動かないことは (今のところ) 幸せであるのだ。…まぁ、負け惜しみですが。

VisualVM を試す

JDK 6 の update 7 から VisualVM なるものが同梱と聞いて、ワクワクしていたのだが、なかなか試す機会*1が作れなかった。今日はだいぶ待ち時間があったので、会社置き去りマシン君に投入してみた。

とりあえず困ったのは、ドキュメントが見当たらないこと。新しいツールはローカルマシンにドキュメントが入ってほしいところだ。次に困ったのは、どうやって何を起動すればいいのかわからんちんなこと。ドキュメントも読まず*2に新しいツールを使おうなんて愚かなこと。

でもまぁ、いろいろいじって、面白いツールだということがわかりました。

  • 起動方法

JDK インストールディレクトリの bin に jvisualvm.exe があるので、こいつをダブルクリックれば起動するだろう。

  • 操作方法

GUI の画面が出てくるので、好きにいじればよろしか。

とりあえず起動すれば、jcsonole の偉い奴だ、くらいの感覚があれば、動いている Java プロセスにアタッチしていろいろ調べるものだということは直感的にわかるだろう。

  • 注意点

注意点というほど使い込んだわけではないが、実体験として紹介しておこう。Eclipse の中で Tomcat Plugin で動かしている Tomcat に繋いで数時間放置したら、JFluid Monitor thread が OutOfMemoryError で Suspend してしまった。数時間単位で使うものではないらしい。こまごま行こう。

  • やってみよう

リモートの JVM にもアタッチできるらしいんだが、まだ試していない。プラットフォーム違いとかバージョン違いとか java.vendor 違いとか、色んな組合せを試してみたいところだ。

*1:≒時間

*2:読めず

iPhone に関する不満

タイトルがよくないか。

もちろん iPhone そのものには不満はない。ここで言いたいことは、自分は、すくなくとも「まだ」 iPhone を手に入れようとは思わない…ってことだ。

理由は大きく三つだ。

月額 8k yen も払えない。貧乏サラリーマンを馬鹿にしてるのか。
そんなにお金があれば、みんなで呑みに行ったほうが楽しいし、有意義だ。

個人的に、SoftBank とは関わりたくない。
SoftBank に個人情報や銀行口座情報を知られるのが嫌だ。

  • 今の端末が2年縛りであること

そもそも、まだ1年も経っていない。
今の端末もまだまだ使えるし、自分の今の用途からすると、困ることもない。

iPhone のような端末によって、いつでもネットワークのはじっこにぶら下がれるようになるのは、確かに魅力的だ。
だがそれは納得できるコスト、信頼できるキャリア、長く使えるハード、この三つの条件を本当にクリアしているだろうか。
日本の携帯電話業界は2年単位のゆるやかな変化を自ら望んだのだから、マスコミを使ってやいのやいの騒ぎ立てるのはやめてほしい。

Google Sites を使ってみる

Google Sites は、誤解を恐れずに言えば、要するに Wiki っぽい奴だ。
Wiki っぽい奴ではあるが、Google Office *1 と連携させて使うのが良さそうな物体である。

  • Google Account があれば使える。
  • Ajax ってすごいなぁ。ブラウザ「プラットフォーム化」はどんどん進んでいくのだなぁ。

*1:っていう表現が正しいかどうか知らないが

Opera はβのままで

Opera のダウンロードページ で、今日時点でまだ FreeBSD 7 用のバイナリは static のみ。早く shared 版が出てほしい。

Apache のダウンロードページ で、2.2.9 がなかなか出てこないと思ったら会社の proxy が古いキャッシュを持ってたっぽい。

Firefox Download Day は時差の関係で会社からになりそう。ちゃんとカウントしてもらえるかどうか心配。

Symphony を試す

IBM から Lotus Symphony の正式版が出たので、試してみた。

  • IBM から Windows 端末で動く Office プロダクトが出る」ということ自体の価値
  • OpenOffice.org + Eclipse RCP の優れた実装の一例
  • OpenDocumentFormat への期待とプロプライエタリなフォーマットの終焉
  • 堂々と「version 1」と言い切る漢らしさ

会社のマシンで試したところ、そこそこストレス無く動作する模様だ。version 1 という呼称とこの完成度は、つり合わないと感じた。

先日 Linux World 2008 で IBM の人が自慢していた通りだな、というのが正直な感想。IBM は昔から Java にパワーを割いていたけれど、近頃の力の注ぎようは尋常じゃない。その上、今では Linux にも力を入れている。その成果の一つが Symphony であり、デスクトップの一角を成すものになるのは間違いないだろう。IBM は本気で生き残る企業だと思う。

これまでは、良いアイディアや良い品質も OS バンドルという優先的配布位置との戦いで敗れてきた。これからは Open であり Platform を選ばないことと、Standard で Compatibility があることが生き残る条件になってほしい。

EVOLTA を探す

秋葉原をウロウロしたんだが、少なくとも自分がよく行く店では扱ってなかった。なんだか悔しいなぁと思いながら近所のコンビニで漫画雑誌をチェックして、ふと気づいたら普通に売ってた。本当に悔しくなったので、買わなかった。

今日の目的地は猫喫茶だったが、あまり長居しないで出てきた。Cure Maid Cafe はお休みだったので、「喫茶はしご」はできなかった。残念。

ヘックスローブのレンチを買った。「トルクス」なのか「ヘックスローブ」なのか混乱していたが、調べてみたら「トルクス」が商標で「ヘックスローブ」は一般名詞らしい。なるほど、ということは「ヘックススローブ」って銘打って売ってた奴はパチもんだったのかな…

参考サイト:http://homepage1.nifty.com/siretoko/html/T-neji.htm